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炭火の起こし方
炭火バーベキューを楽しむまえにとても気になるのが、どうやって火をつけるか?ではないでしょうか。着火剤をつかってもうまくいった試しがないし、風で扇げば炭くずが舞い上がってしまいます。
そこでお奨めなのがチムニースターターという長方形の筒のようなものを使った火起こしです。今回はこのチムニースターターを使った着火・火起こしをご紹介します。
最後には、チムニースターターがない場合の火起こしの秘訣も書いていますので、ご安心を。
チムニースターターを使用した炭火起こし
チムニースターター
チムニースターター(CHIMNEYSTARTER)は日本でも簡単に入手することが可能です。
液体着火材を使うと食材においがつく場合があるので、このチムニースターターの利用をお奨めします
購入するなら
チムニースターターは円柱状の容器です。煙突みたいな形からチムニーと呼ばれています。
チムニースターターの底面に着火用の紙くずを入れていきます。経験的にベストなのはちぎった牛乳パックです。長く強く燃えて、かつ燃えカスがあまり出ません。
上記のチムニースターターをひっくり返して、バーベキューコンロの上に置きます(まだ紙くずには着火しないでください。)
チムニースターターの上部から炭を加えていきます
チムニースターターの底面の紙くずにチャッカマンやライターで火をつけます。
着火後、すぐに炎が上がります。特に風を送る必要なありません。12~13分ほど待つだけです。
紙くずが燃えきり、炭全体に火がまわったのを確認したら、チムニースターターを持ち上げて、コンロに炭を追加します。
このチムニースターターの優れているところは、簡単に炭に火がつくだけでなく、コンロへの炭追加が簡単だということです。
温度管理のところでも説明しすが、コンロの温度管理をするために、炭量と炭位置のコントロールをします。また間接グリルの準備にもこのチムニースターターは便利に使えます。
チムニースターターが無い場合の炭火起こし
最後に、チムニースターターがどうしても無い!というときにはどうすればいいのでしょうか。そんな場合にもこのチムニースターターの原理が役に立ちます。
まず写真のようにコンロの内部に牛乳パックをちぎったものを入れます。このときコンロ全体に撒くのではなく、山になるように積み重ねておきます。
そしてコンロの上に網を置き、牛乳パックの真上で、小さめの炭を今度もまた山になるように積んでいきます。
そして、下の牛乳パックに着火をすれば簡単に炭に火がつきます。(ここまでは特に扇ぐ必要はありません。
この炭をコンロに戻せばいいのですが、チムニースターターを使用したときよりも火が回りきっていないので、軽く扇いで火力を強くしていきます。